お子様と豊かな音楽生活を



音楽は想像力
日頃から様々な感性を育んであげましょう。
月、星、雨、雪、山、川、海、湖、鳥、蝶、花…
多くの作曲家達が曲のテーマに取り上げています。
自然の中で子供達はどんな想像を膨らませてくれるでしょう?
何気ない日常にも感動出来る題材が沢山あります。
ふと立ち止まって小さな感動をお子様と共有して貰えたらと思います。
豊かな心と溢れ出る想像力が良い演奏に繋がります。


良い音楽を聴きましょう
プロの生演奏を聴くのが理想ですが、日常の暮らしの中でも様々な音楽を聴かせてあげて下さい。
好きな曲、知っている曲が徐々に増えてくるでしょう。
ピアノソロはもちろん、他の楽器のソロやオーケストラなどにも馴染んでおきましょう。


指先を使う
遊びの中で指先、腕を沢山使いましょう。
おはじき遊び、小さなもの(ビーズやビー玉など)をつまむ、ボールを握る、はじく、など  腕の使い方や指先の感覚を鍛えます。
また、日頃のお手伝いもして器用な手を作りましょう。


身体全体を動かす
運動能力の高いお子さんは速い曲を弾いたり、リズムを身体で感じるのが得意なようです。
身体を自由自在に動かす勘が鍛えられているのでしょうか?
シーソー、ブランコ、ジャングルジム、ボール遊び、運てい、など、実際に演奏する時にイメージを膨らませる材料となります。
幼児期は色々と体験させてあげて下さい。


一緒に練習
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、どなたでも構いませんので、ご家族が一緒に練習されてはどうでしょう?
弾けるか弾けないかは問題ではありません。
一緒に取り組む事で、お子さんに共有感が生まれ、楽しく頑張ってくれるでしょう。
わざとわからないふりをして尋ねてあげると、嬉しそうに先生の真似をして教えてくれると思います(^^)



ファミリーコンサート
たまにはご家庭でミニコンサートを開いて観客になったつもりで、お子さんの演奏を聴いてあげましょう。
普段の練習曲でもなんでもいいのです。
家族が自分の演奏にきちんと向き合って聴いてくれる、という経験はまさに情操教育ではないでしょうか?
注目されながら演奏するのは、それだけで気が引き締まり、集中力が格段と上がります。
人前で弾く度胸もつきます。
⚠️絶対、批評はしないで下さいね(^^;)



ご家族で様々な音楽を
ピアノ以外の楽器でも何か演奏出来る方がご家族にいらっしゃるのでしたら、是非お子さんの前で演奏してあげましょう。
お子さんはとても興味を持つでしょうし、そんな楽しい雰囲気が大好きです。
一緒に演奏したいと言ってくれるかもしれません。
ますます音楽好きに育ってくれると思います。

ご家族がどんな形でも良いので、心から音楽を楽しんでいるという姿を見せてあげましょう。



基本的な学ぶ姿勢を身につける
*素直な気持ちで人の話を聞く。
*何かに集中して取り組む事が出来る。
*すぐにあきらめない、投げ出さない、とりあえずやってみる。 

…何をするにも共通する大切な事ですね。
成長の個人差はありますが、3歳後半くらいから徐々に身についてきます。
急かさずゆっくりと、どういう事か丁寧に教えていってあげましょう。
「うちの子は無理だろう」と思わず根気良くです。
    
頑張ってやり遂げた時の達成感を早くから経験させてあげましょう。



ピアノのお部屋
落ち着いて気持ち良く練習出来る環境にありますか?
冷暖房は完備されていますか?
ピアノの部屋にエアコンが無ければ、夏はその場所に行く気もしませんし、反対に冬は指が思うように動かず腕も肩も力が入り演奏どころではありません。どちらにしても集中力も思考力も下がりっぱなしです(^^;)
快適で行きたくなるような明るいお部屋にしてあげて下さいね。(幼児〜小学校低学年くらいまではリビングでも良いと思います♪)



ピアノの調律は1年に一度
ピアノの音程は1年程で狂ってきます。
湿気や乾燥、温度差の激しいお部屋ですと1年以内に変わってしまいます。
ピアノは、講師が生徒さん一人一人のお家に行って音程が合っているかどうかを確かめる事が出来ません。
調律師さんから年に一度連絡があると思いますが、その機を逃さずきちんとメンテナンスをして貰って下さい。
お子様の音感が鍛えられる時期に狂った音を覚えてしまっては元も子もありませんのでよろしくお願い致します。



家庭での協力がとても力になります。
ご理解いただけたら大変嬉しく心強いです♡

生徒さん達からの嬉しいプレゼント。
大事にしています(^-^)